「 朝に備える神」
・イスラエル人が出エジプトの40年の荒れ野放浪の生活の間に、支えられた食物マナの出来事が私たちに与えられている教訓は、いつも神様を頼らなければならないということです。神様は「日用の糧」を私たちに下さいます。日用の糧とは、一度に全部与えられるものではありません。その日、その時に必要なものをくださるということです。
・マナは朝に与えられました。マナを手に入れるためには、朝早く起きなければなりません。マナは日が昇るとなくなってしまうからです。朝の時間を尊く考える神様のみこころを見ることができます。朝にだけ臨む祝福があります。朝にだけ臨む力があるのです。朝に祈るなら、飢えることはありません。神様はこのようにして各日の糧をくださりつつ、イスラエルの民を守り訓練されました。早天祈祷のトレーニングをされたのです。40年の荒野での早天祈祷訓練により、イスラエルは強い民へと変えられました。
・マナは1日が過ぎると虫がわき、悪臭を放ち、食べることができなくなりました。神様は私たちに一日必要な分量だけを与えてくださるのです。6日目だけ安息日のために二日分を取るようにされました。
・もし必要な分量以上の量を与えられたなら、感謝して捧げることです。与えられた賜物が十分に用いられず、腐ったような状態にならないために。
石田政美(横浜JOYバプテスト教会・派遣牧師)