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日立バプテスト教会|日立市中成沢町のキリスト教会

メッセージ

今月のことば(2024年10月)

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「大預言者エリヤに学ぶ」 

・神は、私がJOYチャペルの牧師として踏み出す時、旧約の大預言者エリヤに学ぶように指示してくれました。そのエリヤのことをヤコブ書5章17節で「エリヤは、わたくしたちと同じような人間でした」と記して、彼ほどの人でも弱さ、失望の時があったことを伝えています。完全なモデルは私たちに近づき難い印象を与えますが、エリヤの弱さは、別の意味の励ましを提供してくれます。

・エリヤは、バアルの預言者450人とアシェラの預言者400人を相手にひとりで勇敢な戦いをし、大勝利を収めます。しかし、そのあと、絶望状態が彼を襲います。

・圧倒的な勝利の直後、王妃イゼベルの脅迫のことばにエリヤは恐れ荒野に逃げ込みます。すっかり疲れ切り、自分の死を願います。神の答えは「否でした」。神はエリヤは肉体の休憩が必要であると、眠りと食事を用意し、「起きて食べよ、この旅は長いのだから」と励まされたのです。エリヤは霊肉ともに支えられました。(列王記上19章7節)

・私はここで、海の上を歩いて弟子たちに近づかれたイエスさまの姿を思いました。逆風で波に悩まされた小舟に、イエスさまは近づかれました。時は夜中の3時。最も暗く、闘いの最も激しいとき、イエスさまは近づいてこられたのです。私たちの人生で最も暗い時、それは、神の恵みと奇跡の力が起こる一歩手前なのです。決して諦めてはなりません。忍耐と信仰により乗り越えることができるのです。エリヤにできることはただ一つでした。それはひどく試みられた魂の最後の頼みの綱、すなわち祈りでした。私はこの手段を 用い 「ひたすら祈った」(ヤコブ書5章17節後半)のです。

石田政美(横浜JOYバプテスト教会・派遣牧師)

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