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日立バプテスト教会|日立市中成沢町のキリスト教会

メッセージ

今月のことば(2025年11月)

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痛  み

・考えると86才の人生で、痛みと付き合いが多いことに気付かされました。子どもの時から歯の痛みに苦しみ、祖母に連れられて歯医者通いをしていました。成人になってから、尿路結石でたびたび入院、高齢になってから、脊椎炎、膝関節症などで3度の手術を経て、さらにリュウマチ性多発筋痛症等の治療などで腎臓が弱くなり、今は鎮痛剤の使用を控えなくてはならず、痛みと向きあう日々です。

・痛み、これは凄い力をもっていると驚嘆します。痛みをこらえるエネルギーは大変なものです。もし現代の医学がすべての痛みに有効な手を打ったなら、人類に対する大変な貢献になるでしょう。痛みはそれほど人間を悩まし、苦しめています。

・そこで思います。主イエスの十字架の痛みはどのようなものであったか。主イエスはパンを裂く行為により、ご自身の肉が十字架に裂かれることを示しました。盃を取って言われました。「これはあなたがたのために流す血」。罪なき神の子が罪ある者のために死ぬのです。

・私は痛みに襲われるたびに主の十字架を仰ぎました。突き刺す痛みの中で、苦しみに耐えるイエスさまを想いました。両手、両足に太い釘が打ちこまれ、まさにこの私が受けねばならぬ苦しみを主は代って受けたのです。

・痛みを知らない人生は快適かもしれません。しかし痛みの中にも神の恵みはあるのです。痛みは人生の深みを知らせます。主イエスは痛みの頂きから私たちを招いています。

石田政美(横浜JOYバプテスト教会・派遣牧師)

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