日本バプテスト連盟に所属するプロテスタント教会です

日立バプテスト教会|日立市中成沢町のキリスト教会

メッセージ

今月のことば(2025年7月)

投稿日:

「弱く欠けの多い者を用いられる」(1)

・イエス様には12人の弟子がいました。私たちの多くは、この12弟子について誤った先入観を抱いています。彼らは特別な人たちで、自分とは違うと思っているのです。弟子たちを美化した話もたくさん聞きます。けれども、これは彼らの真の姿ではありません。実際の弟子たちは、そのように美しい姿ばかりではなかったのです。

・弟子たちは平凡なだけではなく、欠点の多い者たちでした。彼らはガリラヤ湖畔で、ごく平凡に暮らしていたのです。年齢的にもまだ若く、未熟でした。弟子たちの中で最も長生きしたヨハネは17才くらいで弟子となった可能性が高いと言われています。ペトロも、イエス様と同年代であったのではないかと思われます。他の者たちも20代、もしくは30代初めごろだったようです。

・イエス様は成熟した人ではなく、未熟な人を呼ばれました。そして彼らをとおして驚くべき御業を行いたいと願われたのです。神様は平凡な彼らが持っているわずかなものを用いて、御業をなされました。ではその彼らが持っていたわずかなものとは、何だったのでしょうか。

・主は言われた。「もしあなたがたに、からし種一粒ほどの信仰があればこの桑の木に『抜け出して海に根を下ろせ』と言っても、言うことを聞くであろう。」(ルカ17:6)

・このみことばが教えていることは「からし種ほどの信仰」つまり非常に小さな信仰であっても、神様の働きをするには十分だということなのです。

・主は未熟な人を用いられます。その小さな信仰を用いて、偉大なことを成し遂げられるのです。  (続く)

石田政美(横浜JOYバプテスト教会・派遣牧師)

-メッセージ

Copyright© 日立バプテスト教会|日立市中成沢町のキリスト教会 , 2025 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.