「弱く欠けの多い者を用いられる」(2)
・聖書には、神に召し出された人たちがたくさん登場します。士師記6章から8章にかけて登場するギデオンもその一人です。ギデオンは非常に怖がりで、優柔不断な性格です。
・イスラエルの人々は、ミディアン人の圧政を避けて逃げていました。ギデオンもまっ先に逃げ、恐れ、震えていました。しかし、このギデオンの前に現われた主の使いは、彼に「勇士よ、主はあなたと共にいる。」(士師記6:12)と呼びかけたのです。
・自分はミディアン人を恐れて酒ぶねの中で麦を打っている臆病者だ。しかも、自分自身は父の家では最も若い。なぜ、私を「勇士」と呼び、「あなたのその力をもって行き、イスラエルをミディアン人の手から救え」(士師記6:14)と言うのか。
・このときのギデオンは、極めて自己像の低い軟弱な人物でした。しかし主の使いは言いました。「主はあなたと共にいる」「わたしがあなたを遣わすのではないか」(6:14)との神の約束が彼の人生を変えました。主が選び、召し、共にいて下さる。これに勝る祝福、力があるでしょうか。
・ギデオンがしたことは何でしょうか。本当に小さな従順でした。隠れてそれも夜のうちにバアルの祭壇を壊し、アシュラ像を打ち壊すことでした。(士師記6:25~27)
・イエスさまの弟子たちは決して立派なことをしたわけではありません。1人の子どもが持っていたパン5つと魚2匹を探し出し、イエスさまの前に持ってくる程度だったのです。にもかかわらず、それによって偉大な奇跡を行われたのです。主はそのような小さな信仰を通して、御業を なさるのです。 (続く)
石田政美(横浜JOY教会・派遣牧師)