「晩年における訓練(4)」 ~ 一日一生、神に生きる ~
・「だから、明日のことまで思い悩むな、明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」( マタイ6 : 34)
・世の中には見ていても気の毒なほどに心配したり、取り越し苦労をする人がいます。また、いつもくよくよと心配していて寿命を縮めている人もいます。
・内村鑑三先生は「一日一生」という本を書いて多く人に愛読されました。内村先生は『一日を大切にする者は永遠を大切にするし、一生を大切にする者は永遠を大切にする者である。』という名言を残しました。
・それは神を信じ、神にすべてをまかせて生きるクリスチャンにしてはじめて可能なことです。神を信頼している人はすべて神におまかせしゆだねて生活していますから、思い煩いは一切ありません。神は私たちの重荷も、悩みも、心配ごとも一切責任をもってくださるのです。
・ところが多くの人は神にまかせきれないで、自分でくよくよしながら罪や困難の奴隷のように生きているのです。霊的問題、身体的問題、経済的問題、子どものこと、家庭のこと、仕事のこと、すべて神におまかせして、心配病から解放されることが大切です。そうすると日々が平安で、心配を背負わないので、よけいな重荷がなくなり、年老いても幼子のように単純になるのです。同じ一生です。楽しく神にすべてをおまかせして生き抜こうではありませんか。
今月のことば(2021年8月15日)
投稿日:
石田政美(横浜JOYバプテスト教会・派遣牧師)