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日立バプテスト教会|日立市中成沢町のキリスト教会

メッセージ

今月のことば (2024年12月)

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 ベツレヘム ー 神が罪人を招かれた地 

・救い主誕生の知らせを最初に聞いたのは、野の羊飼いであった。当時、社会的に最も下層にいた彼らに、このグッドニュースが届けられたのは、決して偶然ではないはずである。神が罪人を、貧しき者を、重荷を負っている人々を招かれるという真理がそこにある。

・しかし、招かれるのは、羊飼いのような貧しい人々ばかりではない。星に導かれて東方の博士たちがやってきている。彼らは、裕福な人々、当時の天文学者、宗教家であった。そして、異邦人でもある。つまり、野の羊飼いたち、また、東方の博士たちが招かれたことによって、地上のすべての人が招かれているということである。

・神から愛されていない人は一人もいない。神は罪を憎まれるが、罪人を愛しておられる。愛を受け取ることは、必ずしも容易なことでないかもしれない。特に、人間の愛に絶望してきた者にとってはなおさらであろう。しかし、ベツレヘムの町に立って、天使たちのあの声に耳を傾けるとき、私たちの人生にも、希望があることが分かり始める。

・「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」(ルカ2:10,11)

・聖書では、恐れは不信仰の姿であり、罪人の姿である。今の時代、恐れが満ち溢れている。だから、「恐れるな」と語っていてくださる救い主イエスを見上げようではないか。

石田政美(横浜JOYバプテスト教会・派遣牧師)

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