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日立バプテスト教会|日立市中成沢町のキリスト教会

メッセージ

今月のことば(2026年4月)

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 もたつき人生

・朝日新聞の天声人語に「言われて気づけば、目に映る自然の造形に直線はない。山も川も、木の葉も雲も、生き者も総て曲線である。造物の神は定規を持たなかったようだ。片や人間の造ったものは、ビルにせよ橋にせよ、直線に満ちている。」という記事があった。

・記事全体は、人生というものに対して、あまりに直線的な生き方や・記事全体は、人生というものに対して、あまりに直線的な生き方や有り様を求めることに警告を発したものでした。無直線のイメージは、駄がなく効率的に進んでいく生き方であり、曲がりくねった線のイメージは、もたついて失敗も多く、非効率な歩みという感じでしょうか。改めて興味を引いた事は、確かに神様の創造されたものに直線はなく、曲線ばかりということです。人間は直線を好み、神様は曲線を好まれる。新聞記者は面白いものの見方をされたものです。

・直線から連想される生き方は、希望校に一発で合格し、よい成績で卒業一流企業に就職し、仕事で業績を上げ、順調に出世していく。誰もが羨む「勝ち組」と言われる人生です。反対に、受験に失敗し、やっとの思いで入学したが、成績もふるわず留年、就職しても病気になったりして出世コースを外す。「負け組」というレッテルが貼られた人生です。

・人が生きるということを、勝ち負けという表現で表していいものなのか何か釈然としません。負けは悔しくつらい事ですが、おおむね人間としての深さや成熟は、勝つことより負ける事の中で培われる事が多いのではないか。そして、何よりも、もたつき右往左往する「負け組」の人生の中で、神様のご存在に気づき、神が共に歩んでくださり、「だいじょうぶ」とエールを送ってくださるのです。

石田政美(横浜JOYバプテスト教会・派遣牧師)

 

有り様を求めることに警告を発したものでした。直線のイメージは、

 

 

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